【マーケティング】No.41 立場が変われば戦略も変わるpart2!猿でもわかるビジネス用語!!Vol15

【マーケティング】No.41 立場が変われば戦略も変わるpart2!猿でもわかるビジネス用語!!Vol15

こんにちは。

kztaka(@lucky_kztaka)です。

今週は雨の日も多く気持ちの晴れない日もありますが、自分の気分だけでも晴れやかに気持ちよくいきましょう!!

それでは本題

今日のテーマは

猿でもわかるビジネス用語
です。

このシリーズは【知識が0ベースでも言葉を理解出来るようになる】をコンセプトに、ビジネス用語をどこよりもわかりやすく解説していこうと思います。

今回も前回に引き続き

ポジション別競争戦略

について解説していきたいと思います。

前回の記事をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ。

今回解説するのは?

前回は「ポジション別競争戦略」についてと「①マーケット・リーダー戦略」と「②マーケット・チャレンジャー戦略」について解説しました。

おさらいをしておくと
ポジション別競争戦略とは企業を4つのグループに分け、それぞれの立場でどのような戦略で戦っていくかを分析する事
マーケット・リーダー戦略は常にトップを走り続ける為の戦略を取る事。
法的措置を取られないように更なるシェア拡大を目指す。
マーケット・チャレンジャー戦略は、マーケット・リーダーに成り代わるべくマーケット・リーダーや他のマーケットチャレンジャーとは別の戦略を取りシェア獲得をしていく。

ざっくり振り返るとこんな感じです。
もちろん説明しきれてないところもあるので詳しくはこちら からどうぞ

今日は残りの
マーケット・フォロワー戦略
マーケット・ニッチャー戦略
 を解説したいと思います。

それぞれどんな戦略なの?

③マーケット・フォロワー戦略

フォロワーを日本語で直訳すると「従者・家来」という風に訳されます。
直訳だと誤った捉えられ方をしてしまいそうですが、

「大きなシェアを獲得している商品を模倣し、販売していく事。」

というのが一番イメージしやすいと思います。

この時模倣するものはトップシェアの物に限らず、トップシェアとは違う戦略をとったマーケット・チャレンジャーの模倣もすることがありますが、大体の企業はトップシェア(マーケット・リーダーの商品)を模倣します。

言ってしまえば「マネをする」という事なんですが、良いイメージを持つ人は少ないと思います。
しかし、企業にとって商品を売りだす、という事は失敗は出来ずになんとか成功を収めたいと考えるものです。
そう考えると、既に成功を収めている商品を模倣することは、大きな開発費をかけずに売れる商品を作れるノウハウを他社が作ってくれている事になります。
これだけ聞けばメリットは大きいですが、顧客価値は新たに生み出されるものではなく、模倣された企業に報復を受ける可能性すらあります。

なのでマーケット・フォロワー戦略は、常に継続しそれだけで戦い続けるのではなく、後々マーケット・チャレンジャーなどに転向していく足掛かり的な戦略としておくと良いです。

具体的な戦略としては

(1)クローナー⇒そっくりなものを作る人
「クローン」から派生した言葉になります。

中身やパッケージなどにすこーしだけ手を加えて販売する。
模倣する商品を熱心に研究して、一番の手本として売り出していく。
スイーツ産業やインターネット産業でよく見られる。

(2)イミテーター⇒模倣者
リーダー企業から何かしらのコピーはするものの、実際に販売する際はパッケージや価格、広告や販売する場所などに差をつけていく。
このイミテーターがリーダーを直接攻撃(差をつけていた所をあえて似せてくる、など)してこない限り、リーダーは相手にしてくることはほとんどない。
(3)アダプター⇒採用者
リーダー企業の製品のコピーは売らない。
採用し、改良を加えて販売していくことになる。
なので売り出す際はリーダー企業のコンセプトとは違ったものになる為、マーケット・チャレンジャーとなりやすい。

④マーケット・ニッチャー戦略

ニッチ産業という言葉はご存知でしょうか?

ニッチ=隙間、という意味です。

大きな企業や、トップシェアを取るような会社では無視されてしまうような非常に小さなニーズに対して、それに答える商品の提供をする戦略になります。
正直コストがかかる事が多く、大企業は取り組んでも大きな利益とならない為にあえてそのニーズは取りに行く事はないのです。

しかしそこをあえて取りにいくのがマーケット・ニッチャー戦略になります。

少ないニーズを満たすことにプレミアム感を出すことで製品価格を高めに設定することが出来ます。
それによって企業は利益を上げることが出来るようになっています。

一言でまとめると「専門化」になります。

しかし隙間産業というのは、どんな業界でも長続きするものではないのです。
元々少なかったニーズが満たされてしまえば、同じニーズを初めて持つ人を期待するのは難しい事は容易に想像できます。

なのでマーケット・ニッチャー戦略を取る企業は1つのニッチに固執することなく、複数のニッチを満たしていく事で継続的な利益を上げていく工夫が必要になってくるのです。

以下に専門化の例を挙げていきます。

◆エンドユーザースペシャリスト
ある1つのニーズを持った特定のエンドユーザー(消費者)のニーズを満たす為だけに専門化している企業。
ある特定の業界にしか使う事の出来ないソフトウェアを開発し、それにプレミアをつけて販売する。

◆地理的スペシャリスト
世界のある特定の地域、もしくは地方にのみ販売している企業。

◆品質-価格スペシャリスト
ローエンドもしくはハイエンドのどちらかの市場しか扱わない企業。

※名称がすべてこれで明確化されているわけではありません。
 あくまで一例として、です。

まとめ

前後編に分けた「ポジション別競争戦略」でした。

それぞれを端的にまとめると

●マーケット・リーダー戦略
常にトップを走り続ける為の戦略を取る
●マーケット・チャレンジャー戦略
リーダーに成り代わるべく奔走する
●マーケット・フォロワー戦略
模倣し、最低コストで利益を上げる
●マーケット・ニッチャー戦略
誰にもマネできない市場で戦う

そして

●ポジション別競争戦略
企業を4つのグループに分け、それぞれの立場でどのような戦略で戦っていくかを分析する事

以上になります。

自分たちの企業・事業がどのポジションにいるのか。
これを考えるだけでも自分たちの取るべき戦略の大枠が決まってきます。

是非プロジェクトの立ち上げなどを行う際などに役立ててみてください。

それではまた次回。

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