No.90 「殺し屋のマーケティング」を読んで

No.90 「殺し屋のマーケティング」を読んで

こんにちは。
 
 
kztakaです。
 
 
久々に読書記事を書いていきたいと思います。

最近読んでいたジャンルがビジネス書、自己啓発書に偏っていました。
個人的には好きなジャンルなので全く苦ではないのですが、せっかく備忘録をつけている訳ですし、もっと他のジャンルを読もうと思いました。

そんな時に今回の一冊殺し屋のマーケティングに出会いました。


 
 

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「殺し屋のマーケティング」との出会い

書き出しで「他のジャンルを読もう」と決めたものの、自分の好きなジャンルからかけ離れていると楽しく読み進められない、とも思っていました。
色々な本屋を買い物のついでに回り、池袋の「WACCA」という建物にある「天狼院書店」さんに立ち寄った際、ビジネス書と同じグループで置かれているのを発見しました。

 
受注数世界一の、殺し屋の会社を創りたいんです
 
 
そんなキャッチフレーズが書かれた本を手に取った私を見た、奥さんの「お前マジか」のような顔を今でも覚えています笑

 
 

おおまかなお話し

主人公「桐生七海」は女子大生企業家として成功を収めていました。
しかし、彼女には夢がありました。

「受注数世界一の殺しの会社を創る事」

それが彼女の夢でした。

何故そんな夢を持っているのか?
そして、どうやってそんな会社を創っていくのか?

「営業」をかけられない、「広告」が打てない、「PR」が出来ないという【マーケティング三重苦】と言われる【殺し】という商品をいかに売るのか・・・?

師匠とする伝説のマーケター「西條潤」という人物に教えを受け、桐生七海は「受注数世界一の殺しの会社」を興していく・・・。

 
 

読んでみて感じたこと・学んだこと

最初は「最も売りにくい商品を売る為のマーケティング戦術を解説するビジネス書」かと思いました。
しかし中身をパラパラと見てみると、ビジネス書ではなく小説でした。

その為、読み終わった後は「がっつりマーケティングの勉強をした!」という感覚は無く、「面白い一つの作品を読み上げながら、マーケティング手法を学べた」と感じられました。

 
舞台としては豊島区池袋周辺です。
「南池袋公園」や「豊島公会堂」、「目白台」という場所が出て来て、私が住んでいる場所と近いというのも楽しんで読めた要因の一つだと思います。

 
作品の中で出て来るマーケティング手法は

7つのマーケティング・クリエーション

と呼ばれています。
 
これはどんな商品を売り出す時にでも必要な事とされており、どんな商品に対しても活用できる手法になるとのことです。
 

ちなみに【7つのマーケティング・クリエーション】で調べてみると、服部慎也さん(@FACTDEAL)の記事に行き着くと思います。

この記事では「【7つのマーケティングクリエーション】を実践してみた」として、服部さんのビジネスを分析しています。

マーケティングコンサルタントとしての自分の「思い」を語っていて、言葉足らずで何ですが単純に「カッコいいな」と思ってしましました。

是非一度見てみてください!

(※ご本人にはブログ内での紹介について了承を頂いています。)
 
 
 

7つのマーケティング・クリエーション

これは著者である三浦崇典さん(@takanorimiura)が駆使しているマーケティング手法になっており、以下の手法をとることをいいます。

①スタート⇒旅立ちの理由

②コンテンツ⇒商品

③モデル⇒仕組み

④エビデンス⇒実数値

⑤スパイラル⇒上昇螺旋

⑥ブランド⇒信頼

⑦アトモスフィア⇒空気

 
短くですが解説していきます。
 
 

①スタート⇒旅立ちの理由

 
【スタート】は、その人の「思い」になります。
ここが強ければ強いほど、後々の工程にトラブルが生じても修正を行う気持ちが衰えにくいとされています。

 

②コンテンツ⇒商品

【コンテンツ】は、その人の「思い」を実現するための「商品」です。
この【コンテンツ】が最も重要、とこの一冊では説かれています。

 

③モデル⇒仕組み

【モデル】は、「ビジネスモデル」「販売手段」の事。
 

④エビデンス⇒実数値

【エビデンス】は直訳すると「証拠・形跡」となります。
つまりコンテンツとモデルが掛け合わさった「結果」「実数値」となります
 

⑤スパイラル⇒上昇螺旋

②コンテンツ、③モデル、④エビデンスのPDCAサイクルを回していきます。
どんどん回していき、精度を更に高めていきます(【スパイラル】)。
つまり「螺旋を描いていき、実数値(結果)を更に上げていく」事。

 

⑥ブランド⇒信頼

上昇し(結果を残し)、その結果として「コンテンツ×モデル×エビデンス」はブランドとなります。
形成されたブランドは結果(【エビデンス】)を伴っているので、「信頼」される、ということ。

 

⑦アトモスフィア⇒空気

形成された【ブランド】は「流行」を生み出し、その「流行」は世間の【空気感】を作り出します。
「必要な物」と変わっていきます。
 
 
 

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まとめ

いかがだったでしょうか?

この作品の中でマーケティングについて書かれている部分は非常に少ないです。
恐らく全体の20%くらいだと思います。

ただその20%の情報が非常に為になり、作品の中でも主人公の願いを叶える方法として紹介されているのです。

物語として楽しめて、重要な手法も知る事が出来る。

バイブルにしても良いと思える一冊でした。
 
 
上に書いた通り、作品の中身としてはビジネス色は強く無い為、様々な方に読んでもらいたいと思います。

オススメする人
・ビジネス書好きな人
・小説好きな人
・マーケティングには興味があるけど何をしたらいいか分からない人
・マーケティングの勉強を始めた人
・池袋周辺に詳しい人
・サスペンスが好きな人

 


 

それではまた次回。

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