こんにちは。
kztaka(@lucky_kztaka)です。
北海道の皆様、地震被害は大丈夫でしょうか?
亡くなられた方もいるようです。
心からお悔やみ申し上げます。
現在避難されている方も、無茶せず安全を確保してください。
本題に行きます。
今日のテーマは
「猿でもわかるビジネス用語」
です。
このシリーズは【知識が0ベースでも言葉を理解出来るようになる】をコンセプトに、ビジネス用語をどこよりもわかりやすく解説していこうと思います。
第11回の今日は
「成長戦略 part2」
になります。
なぜこんなにも早くpart2をやる羽目になったのか。
前回解説した「成長戦略」はあくまで大枠の解説でしたし、なによりもお粗末すぎる!
改めて見たら、あの記事で何が得られるのか全く分かりませんでしたね!
ホントすみませんでした!
今回は「成長戦略」の中でも1番有名なフレームワークの解説をしていきます。
その名も
「アンゾフの成長マトリクス」
です。
※フレームワークとは
分析や解析、戦略を組み立てる上での枠組み。
目次
どういう戦略なの?
企業の事業成長を「市場」と「製品」の2つの軸として、それぞれ既存か新規かで4つのグループに分けます。
市場浸透戦略
②既存市場×新規製品
新製品開発戦略
③新規市場×既存製品
市場開拓戦略
④新規市場×新規製品
多角化戦略
自分たちがどの戦略で事業を進めていくのか、ここでしっかりと見極めていく必要があります。
次でそれぞれを詳しく見ていきましょう。
それぞれの戦略の解説
似たような言葉達なのですが、1つ1つ言葉を分解していけば迷うことも少ないと思います。
また他のサイトや資料では似たような別の言葉になっていたりしますが、大きな意味合いや中身を見てみたら結局「アンゾフの成長マトリクスの事だった」なんて事はよくある話です。
言葉そのものに振り回されないで中身をよく見ましょう!
①既存市場×既存製品 市場浸透戦略
既存商品を既存の顧客に対してもとお使用してもらうように働きかけたり、売り上げや販売件数などのシェアを高めたりする方法。
購入頻度を高める為に製品サイクル(寿命)を短くしたり、購入量を増やしてもらう為に内容量を減らしたり値下げをしたりします。
また競合他社から値引きなどをして、顧客を奪うやり方もあるが報復を受ける(同じ事をされる)ので注意。
これが起きると不毛な値引き合戦になるので、消費者しか得をせず事業が無くなってしまったりする。
既存市場×新規製品 新製品開発戦略
既存の顧客に対して、新製品を開発・導入することで売り上げを増やす方法。
既存の製品ライン(ラインナップ)の拡張、既存製品の性能や知覚価値の改善、新技術を用いて新機能を提供する事。
例えば、皆さんご存知の「コカ・コーラ」。
時代の変化もあるでしょうが、様々なタイプのコカ・コーラが開発されてきました。
コカ・コーラ・ゼロ、ダイエットコカ・コーラ、コカ・コーラ・クリアetc…
1つのコカ・コーラという製品ラインに様々な製品が拡張されましたね!
企業としては競合他社が開発した市場に参入する為や、過剰な設備を有効活用する為に行われる事もあります。
新規市場×既存製品 市場開拓戦略
新たな顧客に対して、既存製品を売っていく戦略。
例えば、
今まで首都圏をメインに展開していた大手小売チェーンが、手を出してこなかった地方に参入したりする。
国内向け製品を作っていた事業が同じ製品を海外に売り出していく。
今まで企業向けに作っていた製品を一般消費者に向けて販売する。
店頭販売だけしていた企業が、通販にも乗り出す。
製品自体は今までと変わらない為、どのような手法で売っていくかが重要になります。
④新規市場×新規製品 多角化戦略
新たな市場に新製品で参入する事。
企業としては新たな試みになるわけですが、この多角化にも2つ種類がある。
この資源とは、人(販売員や作業員)や流通チャネル(輸送など)、ブランドやブランドイメージ、生産設備。
意味のある共通性、相互作用がもたらされる。
開発するものは全くの新しい事なので、他社からノウハウを吸収したりする必要がある。
他の事業とは完全に独立している為、利益の追求や安定した利益の確保が求められる。
まとめ
「アンゾフの成長マトリクス」は扱う2つの軸の事から「製品・市場マトリクス」とも呼ばれます。
後者の方が解説中の言葉が名前にはいるのでわかりやすいとは思うんですが、、、
「アンゾフの成長マトリクス」の方がカッコよかったのでこちらを採用しました!!
なんか古代ギリシャの人名みたいな雰囲気ありませんか?
そんな魅力を秘めた「アンゾフの成長マトリクス」。
【知識が0ベースでも言葉を理解出来るようになる】
辿り着けましたでしょうか?
今勉強の熱がすごい来てるので、アウトプットの為にもガンガン記事更新していきます。
それではまた次回。