こんにちは。
kztakaです。
今回は「RFI」「RFP」について解説したいと思います。
数あるビジネス用語の中で、ここまで言葉、使うシーン共に似通ったものはなかなかないと思います。
その為、「どっちがどっちでどんな意味だっけ?」となりやすいですよね。
本来は一語ずつ解説したいのですが、私の場合この2つの用語はセットで覚えていて、かつその方が理解しやすかったです。
なので今回は2つ一緒に解説していきたいと思います。
私自身はまだこの用語を実際の仕事で使ったことはありません。
なので勉強してきたことを思い出しながら、書いていきたいと思います。
何の略語?
「RFI」
Request(要求)
For(~のため)
Information(情報)
そのままだと「情報のための要求」って事なんですけど、ビジネス的に言うと「情報提供依頼書」となります。
「RFP」
Request(要求)
For(~のため)
Proposal(提案)
「提案のための要求」と訳せるので、ビジネスでいうと「提案依頼書」となります。
どんな時に使うの?
両方とも「依頼書」だしアルファベット3つ中2つも言葉が同じだしで、非常にややこしいんですよね。
なので私はこの2つの用語をストーリー仕立てで覚えました。
それを実際のビジネスシーンに合わせてご紹介します。
しかし、そのプロジェクトを達成するにあたってシステムの導入が必要になりました。
自社では開発のノウハウが無いため外注することにします。
まずは、自分たちが導入したいシステムがどんなものかを情報(Information)をあつめなくてはいけません。
その為、外注企業に「こんなシステムを導入したいんだけど、その為に必要な情報(Information)を下さい」と依頼します。
この依頼をフォーマットに沿って紙ベース、データベースで外注先に送ります。(情報提供依頼書)
もらった情報(Information)から導入したいシステムを明確にし、外注先に「今回こういうシステムを導入することにしました。御社にはシステム構築・開発をお願いしたいのですが設計図と見積書の提案(Proposal)をお願いします。」と依頼しました。
この依頼をファーマットに沿って紙ベース、データベースで外注先に送ります。(提案依頼書)
なんとなく順番のイメージはついたでしょうか?
RFI⇒RFPという順番で行われます。
私はProposalという言葉は使ったことないので全然覚えられませんでしたが、Informationは生活の中に入ってきている言葉なので理解できていました。
なので、「情報をもらったうえで提案を依頼する」「情報が先」という考えで理解をすることができました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
実際の仕事で使っていない言葉なので、前回のようにつらつら―っと書けませんでした。
でも勉強した分はしっかり覚えていたので少し時間をかけながら記事にすることが出来ました。
アルファベットもほぼ同じ、日本語訳も似通っている、しかも使うべきシーンがほぼ同じなので非常にややこしいですよね。
しかし、アルファベットの一つ(しかも日常的に使っているもの)と順番を覚えておくだけで、イメージをつけて知識にしやすいと思います。
・情報をもらうための書類
・Informationを覚えておく
・情報提供依頼書
RFP
・設計図と見積書を依頼する書類
・提案依頼書
・RFI⇒RFPの順番で行われる
・どちらも発注側がおくる書類
それではまた次回。
↓前回の解説記事
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