今回は「クロスチャネル」について解説していきます。
いつの間にか始まっていた「○○チャネル」シリーズですが、今回の「クロスチャネル」編でいったん終わりとなります。
この「○○チャネル」シリーズは特に『クロスチャネル』と『オムニチャネル』の区別が非常に難しいので、今回は重点的に「クロスチャネル」を中心に解説していきます。
それでは次章から解説していきます。
どんな意味?
クロス
・交差する
・交わり
チャネル
・販売経路
ほぼ直訳で使われます。
「販売経路を交わらせる」
各々を関連付けさせる、連携させるというイメージですね。
どんな時に使われるの?
想像してみてください。
販売経路は実店舗やオンラインショップなど多岐にわたります。(マルチチャネル)
ただし今のシステムは実店舗間の連携、オンラインショップと実店舗の連携は取れていません。
在庫状況も各店ごとに管理されているため一部のエリアの売り上げが偏っている状況が生まれてしまっています。
そこで、在庫を全社管理することにし、在庫の移動をスムーズにしました。
また、価格についても店舗間に差が出ないように統一し、万が一価格に違いがあった場合は最安の値段に合わせられるように設定しました。
この「店舗間、チャネル間の連携を取ること」を『クロスチャネル』と呼びます。
間違われやすい言葉
ここはやはり他の「○○チャネル」シリーズですね。
それぞれ違いを一言でざっくり解説していきましょう。
・複数の販売経路を持つこと
・それぞれのチャネルは独立して運用されている
↓詳しい記事はこちら
・複数の販売経路を持つこと
・それぞれのチャネルは連携している
・管理された単一のIDなどから一人ひとりにあった商品提供・情報提供が得できる
↓詳しい記事はこちら
3つのチャネルの関係性を表にしてみました。
だいたいこんな感じで間違いないのでこの表だけでも覚えていってください。
↑だいたいこんなイメージ
まとめ
いかがだったでしょうか?
冒頭でお伝えした通り「○○チャネル」シリーズは今回でいったん終了です。
関係性も非常に似ており、チャネルの前もすべて3文字で同じ。
ややこしいですが、「マルチ」「クロス」「オムニ」はある程度生活の中に入ってきている言葉なので、意味も理解しやすいかなと思います。
チャネルは、、、覚えましょう笑
同じ言葉として何度も出てくれば嫌でも覚えられると思います。
ちょっと乱暴すぎますか?笑
それでも実際私はそれで覚えられたので出来ないことはないはずです。
今回の「○○チャネル」シリーズだけでなく、他の文脈からも「チャネル」という言葉は出て来るので覚えておいて損はないと思います。
それではまた次回。
↓前回の記事「マルチチャネル」
↓読書の所感記事も書いてます
(「バカと付き合うな」を読んで)
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