こんにちは。
kztakaです。
今回は「財務諸表」について解説してみたいと思います。
どちらかというと会計の分類に入る内容ですが、ITパスポート試験にはほぼ必ず出てきます。
しかも財務諸表を読み取ることが出来ると、会計のスキルが身に付くのはもちろんですが、会社の経済状況を確認、認識することが出来ます。
つまり、他の企業と取引する際の相手方の経済状況から「取引をしてもいいか、否か」を知る事が出来るため、営業職としても役に立ちます。
また、投資家としてもこの「財務諸表を読み解く能力」は必要になります。
逆を言うと、キチンとした財務諸表を作成することが出来れば、投資家から資金を調達しやすくなる、ということです。
それでは次章から「財務諸表」がどんなものか、解説していきます。
財務諸表ってどんなもの?
イメージとしては「会社の健康診断書」みたいなものになります。
毎年、決算のタイミングで「今期の活動の結果はこんな感じでした」といった書類を4つの書類を使って報告します。
★4つの書類
会社の「資産」「負債」「純資産」を1つの表にまとめたもの。
財務状態を知る事が出来る。
当期の「収益」と「費用」から「利益」を算出しまとめたもの。
経営状態を知る事が出来る。
現金や現金に相当する物(株式や手形)をどの様な営業活動で増減したのかをまとめたもの。
お金の動きその物を見る事が出来る。
営業活動で得た利益を何に使ったかをもとめたもの。
株主や経営者の考え方がわかる。
それぞれの細かい解説はまた別途記事にしたいと思います。
誰に対して報告してるの?
報告相手はその会社の「利害関係者(ステークホルダー)」という人達です。
株式を買ってもらっている投資家や、その会社で働く従業員、お金を貸し出している銀行も利害関係者にあたります。
その他にもたくさんの利害関係者がいますが共通していることとして、
「その会社の経営が危ぶまれると、被害を被る人達」
「その会社の経営がうまくいっていると、利益を受けられる人達」
という特徴を持っています。
被害や利益の形は様々ですが、ほとんどの場合は金銭面の事での被害や利益となります。
被害:給与が支払われない、返済が滞るetc・・・
利益:配当金が支払われる、賞与が増えるetc・・・
また、財務諸表は「決算書」という形などで会社の公式HPなどから誰でも確認することが出来ます。
利害関係者以外の方でもこれを確認することで、客観的にその会社の経営状況を見ることが出来、今後の取引先として候補にあげたりすることができます。
その為、会計担当でなくても財務諸表を見ることが出来ると、仕事の幅としては広がることになります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
詳しい中身の部分については、また改めて記事にして解説していきたいと思います。
(これで書きたい記事が4つ増えた!)
知識は出来る限り新鮮なうちにアウトプットしたいので、次からの記事はこの「会計」シリーズで行きたいと思います。
私は現場で会計担当で働いている訳ではないですし、専門的に勉強している訳でもありません。
それでも、私の知識の定着と、同じレベル感の人たちへの同じ目線からの提供によって、この分野への興味が更に沸いてくれればいいなと思っています。
その為にこのブログを私自身活用して、見ていただいた皆さんにも活用してもらいたい、と思います。
それではまた次回。
↓前回の記事「情報セキュリティ」
↓読書の所感記事も書いてます
(「バカと付き合うな」を読んで)
↓IT系資格の勉強法を公開してます
①ビジネスキャリア検定2級
②ITパスポート